一般皮膚科|飯塚東耳鼻いんこう科|飯塚市柏の森の耳鼻いんこう科

〒820-0011 福岡県飯塚市柏の森1-46
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一般皮膚科

一般皮膚科|飯塚東耳鼻いんこう科|飯塚市柏の森の耳鼻いんこう科

皮膚科について

手をかく女性

小児からご年配の方まで皮膚疾患を幅広く診療しています。
皮膚の異常や気になる症状がある際は、何でもお気軽にご相談ください。

皮膚科でよくみられる症状

このような症状の方はご相談ください。

  • ひどい湿疹がある
  • にきびやできものが気になる
  • よくなったり悪くなったりするかゆみがある
  • かゆみを伴う赤み、ぶつぶつ、腫れなどがある
  • かゆみや痛みを伴う赤い盛り上がりがあり、数時間以内に自然に消えることが度々ある
  • 顔がカサカサする、きちんと頭を洗ってもフケがでる、頭皮にかゆみもある
  • 肌がざらざらしている
  • ピリピリした痛みがあり、赤いぶつぶつや水ぶくれがでてきた
  • 手のひらや足のうらに膿がたまったぶつぶつや水ぶくれがある
  • 皮膚に水分がなく、細かいひび割れがある
  • 口の中が痛む、歯ぐきが腫れている
  • 褐色、黒褐色の丸いざらざらしたイボがある
  • 爪が変形した
  • 爪が皮膚にくい込み、爪のまわりが痛い
  • 水虫、うおのめ、たこなどを治療したい

皮膚科の対象となる主な疾患

湿疹

皮膚科の診療でとても多く見られる症状です。かゆみや赤み、かさつきなどが生じます。
原因としては、洗剤や石鹸、汗や髪の毛など様々な外的な刺激によるものが多いですが、自己免疫や食物アレルギー、ダニ、ハウスダスト、薬疹、ウイルスなどもあります。湿疹・かぶれなどはかゆみを伴うことが多く、つい掻いてしまいがちです。しかし、掻くことで患部をかき壊してしまい悪化を招き、さらに患部が広がりかゆみがひどくなることもあります。
治療はステロイド外用薬や保湿剤を使用します。かゆみがひどい場合は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を併用します。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなくかゆみと皮疹が消えるという特徴があります。たいていかゆみを伴います。
発症して6週間以内を「急性じんましん」、それ以上経過した場合を「慢性じんましん」と呼びます。
治療は、まず原因や悪化因子を探して、それらを取り除くことです。ストレスや不規則な生活を避けることも重要です。薬物治療は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬が中心となります。

アトピー性皮膚炎

原因としては、皮膚のバリア機能の低下、アトピー素因(アレルギー体質)、心理的要因の3つが重なって起きると考えられています。目や耳の周り、首、ひじやひざのくぼみなどに、かゆみを伴う湿疹が繰り返し起こります。左右対称で、慢性の湿疹と皮膚の乾燥が生じるのが特徴です。
治療は、バリア機能を補うための保湿を目的としたスキンケア、皮膚の炎症を抑えるためのステロイド外用薬やタクロリムス外用薬、かゆみを軽減させる抗ヒスタミン薬内服、かゆみを悪化させないための環境整備や対策が基本となります。とくに乾燥する秋から冬は、たっぷり保湿をするようにしましょう。

にきび(尋常性ざ瘡)

にきびの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴にたまった皮脂を栄養源にして、にきびの元となる菌が増殖して症状を悪化させます。
治療は、にきびの種類と重症度を判断し、外用薬や内服薬を使用します。
適切な治療を行わず放置してしまうと、毛包の組織が破壊され「にきび跡」になる場合があるので注意が必要です。近年は治療法が進み、早期の症状から医療機関で治療できるようになっています。にきび症状でお悩みの際は、放置せずにご相談ください。
また、自費による治療をご希望の方には、専門医へとお繋ぎいたしますので、一度ご相談ください。

単純疱疹(ヘルペス)

単純ヘルペスウイルスに感染することで発症します。口の周りや口内に小さな水ぶくれや傷ができる1型と、外陰部など下半身に発症する2型の2種類があります。
治療は抗ウイルス薬を使用します。疱疹が出る前にチクチクするといった予兆があることが多く、早い段階で薬物療法を始めると悪化を防ぐこともあります。寝不足、疲労、風邪などで免疫力が低下すると再発することがあります。

帯状疱疹

初めて感染したときには水ぼうそうとして発症し、治った後もウイルスは体内に残ります。普段は免疫によって抑えられているため症状は現れませんが、加齢や疲れなどで免疫が弱まるとウイルスが再び活動し始め、帯状疱疹を発症します。痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まり帯状に出現し、ピリピリと刺すような痛みが生じます。多くは、皮膚症状が治ると痛みも消失しますが、神経の損傷によってその後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」という合併症が残ることがあります。
帯状疱疹は早く皮膚科を受診し、早期に治療することが非常に大切です。

水虫(足白癬)

水虫は、カビの一種である白癬菌が足の皮膚に入り込んで発症する病気です。白癬菌が増殖しやすい夏に症状の悪化がみられることが多いです。まずは、皮膚の表面から検体を採取し検査を行い、菌(カビ)の有無や種類を調べます。治療は病態に応じて塗り薬や内服薬を使用します。

いぼ

いぼは皮膚から盛り上がっている小さなできもので、ヒトパピローマウイルスの感染によって発症します。ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれています。いぼのウイルスは傷などから皮膚に入り、皮膚の深層の細胞に感染して、周囲の正常細胞を押しのけて増殖し続けます。痛みやかゆみは伴いませんが、放置するとさらに増えたり、人にうつしたりすることがあります。小児からご年配の方まで男女を問わずみられます。
いぼができ、掻いて治そうとするとかえってウイルスを拡散してしまう可能性があります。いぼを見つけたときは、数が少ないうちにご相談ください。当院での治療は、液体窒素や漢方薬による治療などからご本人に適しているものを選んで行います。

たこ・うおのめ

足の皮膚の一部分に慢性的な圧迫などの刺激が加わり発症します。たこは皮膚の表面の角質が部分的に厚くなるもので多くは痛みはありませんが、痛みや赤みを伴う場合は、細菌感染を起こしている可能性がありますので、早めに皮膚科を受診しましょう。うおのめは厚くなった部分にさらに刺激を受けて硬く、芯を持つようになってきます。歩く度に刺激され痛みが生じます。当院での治療はメスなどで削る角質除去法や塗り薬、貼り薬など、病態によって治療法を選択します。