子どもが中耳炎のとき、プールに入ってもいい?いつから入れる?|飯塚東耳鼻いんこう科|飯塚市柏の森の耳鼻いんこう科

〒820-0011 福岡県飯塚市柏の森1-46
0948-43-8191
ヘッダー画像

子どもが中耳炎のとき、プールに入ってもいい?いつから入れる?

子どもが中耳炎のとき、プールに入ってもいい?いつから入れる?|飯塚東耳鼻いんこう科|飯塚市柏の森の耳鼻いんこう科

夏になるとプールや水遊びなどに出かける機会が多くなります。中耳炎のときにプールに入ってもよいのか気になるかと思います。
「急性中耳炎」は鼻や喉についた細菌、ウイルスが鼻と耳をつなぐ(耳管)から中耳に侵入し、炎症を起こします。
急性中耳炎の場合、発症したての頃は耳痛や発熱を伴うため数日はプール禁止です。黄色の鼻水が出ているときも控えましょう。
「滲出性中耳炎」は、副鼻腔炎などが原因で耳管が狭くなり、中耳に滲出液が溜まる病気です。鼓膜の炎症、耳痛はないため、プール利用は問題ありません。
「慢性中耳炎」は急性中耳炎を繰り返して鼓膜に穴が開いた状態です。プールに入ることはできますが、耳栓は必須です。
ただ、耳漏が多量に出ることもあるため、耳の状態によっては入ることができない場合もあります。中耳炎でプールに入る際は、潜水しない、耳栓を使用する、といった点に注意してください。