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10月に入ると朝晩が涼しくなってきました。
季節の変わり目は体調を崩す方も少なくないかもしれません。
最近では「鼻が出てきた」、「鼻がつまってのどが痛くなってきた」、「咳が出てきた」といった患者さんが多くなってきました。「かぜ」ではなく、秋の花粉症の可能性があります。
秋の花粉症の主な原因は、背丈の低い草花の花粉です。ヨモギ、ブタクサなどが代表的な草花で、野花や道端などの至るところで見られます。ブタクサやヨモギなどのキク科花粉やイネ科花粉は雑草の花粉ですので、樹木であるスギ花粉のように何十kmも飛散するのではなく、数十mの飛散距離ですので、なるべく近寄らないといった対策を立てやすいとも言えます。
また、気温・温度差などによってアレルギー症状が引き起こされることもあります。特に、元々、鼻炎や喘息などのアレルギーのある人は鼻の粘膜や気管の粘膜が敏感・過敏なので、寒暖差によってアレルギー症状が出やすいのです。寒暖差アレルギーや気象病などといわれているものです。
1週間以上「かぜ」症状が続いている方はアレルギー症状かもしれません。
症状が続くようであれば受診をお勧めします。
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