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以前より当院でも鼻レーザー治療施行しております。最近よくお問い合わせをいただいておりますので、当院で行っている鼻レーザー治療についてご説明いたします。
正式には「下甲介粘膜焼灼術」という手術です。保険適応の治療です。
薬物療法では症状が改善しない方、花粉症のひどい方にはよい適応となります。
鼻の中の粘膜(下鼻甲介)が腫れることで、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が出現するので、その部分をレーザーで焼灼することで症状を改善する治療法です。特に薬物療法を行っても症状が改善しない鼻づまりが強い方に効果が期待できます。
当院ではCO2(炭酸ガス)レーザーを使用しています。
☆レーザー手術について
まずは一度受診して頂き、鼻レーザーが可能であるかどうかの診察を行った上で、レーザー治療日の予約をして頂きます。レーザー治療日は来院から帰宅するまでの時間は40~50分程です。
まずは麻酔薬のひたしたガーゼを鼻の中に入れ麻酔をします。十分に麻酔が効いたことを確認の上、鼻の中の粘膜(下鼻甲介)をレーザーで焼灼します。焼灼する時間は両側で約15分程です。
痛みはほとんどなく、出血もほとんどありませんので、中学生から受けることができます。
効果には個人差があります。80%ほどの方で鼻症状の改善が期待できます。効果の持続は約1~2年程度です。効果が落ちたときは繰り返し行うこともできます。
花粉症で鼻レーザーを行う場合は、花粉飛散期(2~4月)はアレルギー反応とともに治療による一時的な粘膜の浮腫で鼻づまりが強くなるため、できる限り避けたほうがよいです。
鼻中隔湾曲症、副鼻腔炎(蓄膿症)の合併などでレーザー手術だけでは効果が望めない方は、提携病院へご紹介させて頂きます。
☆鼻レーザー治療の長所と短所
長所
短所
費用は3割負担の方で約9,000円になります。
鼻レーザー治療についてご不明な点がございましたら、まずは当院へご相談ください。
© Iizukahigashi ENT Clinic